ぐずぐずにっき

日々の事を徒然と。

卵巣皮様嚢腫 其の一

始めのブログにもチラッと書いたのですが、私、一ヶ月間お休みをしておりました。

卵巣皮様嚢腫(らんそうひようのうしゅ)という病気になり、手術をしていたためです。
この病気は良性の卵巣腫瘍で、その中身が髪の毛や脂肪、歯というものです。
原因はまだ解明されていないとのこと。
卵巣は沈黙の臓器と呼ばれていて、病気になっても気づきにくかったり、若い女性がなりやすいのに、三十歳くらいにならないとなかなか検診に足を運びづらかったり…。(私自身も婦人科に行ったことはありませんでした)
今回そのような背景を踏まえて、自分が体験したことを書こうと決めました。
よろしくどうぞ。

ゴールデンウィーク明け、いつものように通勤電車に乗ると腹痛に襲われました。
私はお腹が弱く、ストレスで胃が痛くなったりする事が日常茶飯事なので我慢して電車に乗っていました。
しかしやたらと左下腹が痛く、しかも気持ち悪さや脂汗もかいてきて、これは何か変だな?と思いつつも会社へ。
いつものストレスの腹痛ならだんだん収まるはずが痛みは増すばかり。
途中席を外して休んでみたりしたものの収まる気配無し。
そのうち立っていられなくなり、出社二時間ほどで早退…。

駅までフラフラ歩き、駅員さんにお願いして事務所で横にならせてもらいました。とりあえず、痛みが収まったら自分の家の近くまで戻って病院に行こうと考えていたからです。
一時間ほど寝て起きたら少し楽になった気がしたので、またフラフラ電車に乗りました。
二駅乗ったあたりで猛烈な痛みに襲われ、ダメだ…戻ろう…と最初の駅に戻る。記憶が曖昧ですが、たしか電車の中で痛い…痛い…とブツブツ言ってしまっていたので周りからは変な人と思われていたことでしょう。
もう自分では動けないと判断したため、駅員さんに救急車を呼んでもらおうと話しかけたら覚えていてくださって、「やっぱりつらいですか?救急車呼びましょうか?」とあちらから心遣いいただきました。切羽詰まりながらも感動しました。

私的に、意識もしっかりしているのに救急車呼んでいいのか…という遠慮があり最初から呼んでもらうことが出来ませんでした。
(今思えば電車なんか乗らずに呼べば良かった…)

結局救急車で運ばれて、診断を下されるわけですが…それは其の二で。
(シリーズがどの位続くかは未定です)