ぐずぐずにっき

日々の事を徒然と。

卵巣皮様嚢腫 其の二

前回は救急車を呼んだところで終わりましたね。

 
10分もしないうちにあのお馴染みピーポーピーポーという音が近づいてきました。
いつもは他人事なのに、ついに自分も救急車に乗る日がやってきたかと何故か感慨深かったです。(それどころじゃないのに)
担架で運ばれ、車内へ。
救急隊員の方に症状など訊かれ、体温を測られる。
たしか37度くらいあったのかな?
この時点で、(けっこうやばい病気かもしれない…)と勘づきました。
というのも私、平熱が35度台なのです。
滅多に熱が上がらないので、おかしいなと思いました。
受け入れ先がスムースに決まり、お腹の症状ということで先ずは消化器科へ搬送されました。
 
GW直後で院内は激混みなのでとりあえずベッドに横にされました。隣の方も緊急搬送されたらしく私よりも辛そうにしていました。
そんな様子を見ていて、なんだか申し訳なく感じてきてしまいました…。
横になっていればある程度は痛みが収まっていたからです。
先生がやって来て、けっこう厳しい口調で「お腹痛いの!?お通じあった??」と言われたので追い打ちをかけるように罪悪感が…。
(ああそうか、あたし単なる便秘かもしれないのに緊急搬送されたのかもどうしよう)とまで思ってしまいました。
触診の後レントゲンと血液検査をされました。
レントゲン室へは車椅子で連れて行ってもらいました。看護師さんに、「GW明けで忙しい時にすみません…」と言うと「お腹痛いんだからしょうがないよ♪」と明るく返されたので救われました。
まさに白衣の天使だなと思いました。(白衣じゃなかったけど)
レントゲン撮るだけの動作がものすごく辛くて、正直立っていられない状態でした。なんとか耐えましたが。
 
検査の結果を伝えに来た時には先ほどの厳しい口調の先生は居ませんでした。
「レントゲン見てみたんだけどね、腸に異常はなさそうなの。だけど影が見えるのね。それは婦人科系のものだと思うから、今からそっちに行ってもらうね。」
 
うわ、来たか、と。
恐怖の婦人科(すいません)。
 
ここからが地獄の始まりでした。
つづく(こりゃ長くなりそうだな)