Armchair Theatre
- アーティスト: ジェフ・リン
- 出版社/メーカー: マーキー・インコーポレイティド
- 発売日: 2013/04/17
- メディア: CD
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最近やたらとJeff Lynneのソロアルバム「Armchair Theatre」を聴いてます。
上記にAmazonのリンクを貼り付けましたが、えっ…と私、リマスター盤は買っていません…。
タワーレコードでノリノリで口ずさみながら試聴し、その後近くにあったハーヴェストレーベルの再発コーナーでロイ・ウッド、ELO、ムーヴのCDを全て前に並べるという迷惑行為ならしました。(ごめんなさい)
こちらのアルバム、今年再発されるまでずっと廃盤だったのです。
売れなかったんですよね、分かります。
私は一年くらい前に中古でCDを買いました。廃盤という事を知っていたので、当時は興奮したものです。(まぁ、その後もちらほら見かけましたが 笑)
もともとは1990年にリリースされたものです。ジョージ・ハリソンやデル・シャノン、トム・ペティ(作曲で参加)が参加していて豪華です。
ELOのキーボーディストだったリチャード・タンディも参加しています。彼は未だにジェフと仲良しですよね。昨年もジェフのプライベートスタジオで一緒にELO時代の曲を演奏していたり。
曲は3曲がカヴァーです。
September SongとStormy Weatherは知っていたのですが、2曲目のDon't Let Goは最初聴いた時オリジナルかと思いました。トラベリング・ウィルベリーズのRattled的なノリかと…。
ジェフ・リンは50年代サウンド好きですもんね。
Every Little Thingも50年代っぽさがありますよね。PVダサ過ぎてビックリしましたけど…。(ジョージ・ハリスン、トム・ペティ友情出演)50sなサウンドに90sの(当時の)画期的なCGが合わさって絶妙なダサさです。
しかしシングルカットされたこのELTとLift Me Upは名曲と思います。
どちらも、聴いていると元気になれます。
私は大泣きするほど落ち込んだ時にLift Me Upを大声で熱唱したら回復しました。(迷惑)
Now You're Goneは大好きですが、ジェフのプロデュース作でドラムの音が好きじゃないとよく言われる理由が分かった曲です。ドラムの音が曲に全然合ってない…。しかし、コーラスのジェフの声の美しさが素晴らしい、中東をイメージさせるような曲。
What Would It Takeはサビのメロディが素晴らしいです。とてもカラッとしていて、青空と爽やかな風がイメージできます。開放感があります。
Blown Awayは泣けます。こちらはトム・ペティとの共作です。最後のうーうー歌っているところ(表現が下手すぎる事をお詫び申し上げます)でノックアウトです。あのメロディの優しさは異常。
そう、ジェフ・リンの曲は優しいのです。
心が洗われます。
Idle Race時代からそれは一貫していること。
だから私は彼のオリジナルアルバムを心待ちにしております。
いつまでも待ちたいと思います♡